「北軽井沢炎のまつり」へのデミセ計画は、昨日、おかげさまで(ナントカ)無事終了しました。
お店から外に飛び出すのは初めてのこと。
いつもはお客さんとして眺めていたお祭りを、「迎える」側として、どれだけの数のモノを準備したらよいのかや、当日の段取りも、すべてがやってみなけりゃ分からない状況。
当日は朝からテントの設営をし、昼過ぎから現場でチャイなどの仕込みを進めましたが、実際にお客さんが出始めるのは夕方4時頃から。
そこから一気に、キャンドルの点灯、太鼓演奏やファイアーダンスなどの余興、締めくくりの花火まで、賞味3時間ほどの勝負。
最初のお客さんを「いらっしゃいませ」と笑顔で応対したあとは、もうなにがなんだか分からないまま、息つく暇もなく、怒濤のように時間は過ぎ、気づいて辺りを見回した時には、すでにお祭りは終わって、人影も消えたあとでした。。
センパイたちから聞いてはいたけれど、ほんとに短期決戦。
ここ数日間、ちびちびと進めてきた準備も、まさに花火のように、一瞬にして咲いて散った感じです。
準備していったホットドッグは、見事に完売。
例年からはあり得ない暖かい気温のためか、ホットドリンクの売れ行きはもうひとつでしたが、それでも成功といってよい結果でしょう。
本の六四館チームが夜なべで作った手作りキャンドルや、テントを飾るかわいらしいデコレーションのおかげもあり、会場の隅っこの、他の出展者の半分しかないちっちゃなテントデミセにも、人が集まってくれました。
お手伝いの皆さんも、本当にどうもありがとう。
地元の友人やお世話になってる方々、お店に来てくれる常連の方たち、ちびっこ諸君、はたまたこのブログを見てくださっているというハジメマシテの方たちも、顔を出し、声をかけてくださって、ありがとうございました。
バタバタとテンパりまくりで、ろくにお話もできずにスミマセン(これはいつものことですが....汗)。
あらためて、温かく見守っていただいていることを思い出して、クルクルと目を回しながらも、胸がジンとしてしまったのでした。
そんなこんなで、自分たちの3m四方の小さなスペースから出ることもできず、イベントもまったく見られずに終わってしまったお祭り...。
全体を見る余裕があったならば、きっと暖冬のせいで雪も少なかったためにいつもの凛とした雰囲気があまりなかったことや、それに伴って来場者の数もおそらく少なかっただろうことなど、少し残念な現実にも目がいってしまったかもしれません。
でも、ともかくも「参加してみることに意義がある!」と決めていた今回。
ホットドッグが美味しい!と言って2回も買いに来てくれた家族連れ。
カラフルなキャンドルに目を輝かせていた子どもたち。
チャイなんて初めて飲んだけど美味しいね〜とニコニコしてくれた村のおばあちゃん。
春になったらお店に行きますねと言ってくれた地元のお母さんたち。
「おつかれさ〜ん」と声をかけてくれた、町を率いる土建屋さん軍団の陽気なおいちゃんたち。
お祭りならではの浮かれた空気の中にも、次に繋がっていくような人と人のあったかい触れ合いは、やっぱり参加してみなければ感じられなかったことだと思います。
花火も、迫力のファイアーダンスも、全然見られなかったけれど、最後に、真っ暗になった会場で、テントを畳みながら見た会場いっぱいの消えかかりながらもゆらめく無数の炎が、疲れでぼんやりとした頭にいつまでもちらちらと残っていました。
みんなみんな、お疲れさまでした。
(後日談1)
くるくる目がまわり過ぎたせいで、翌日(今日)は、熱が出てダウン。
情けなし...(泣)。
(後日談2)
そんな訳で、当日のクライマックスの画像は収める暇も無し。
とりあえずは準備中の様子だけ。
自慢のデコレーションや佳境の様子は、友人から入手次第アップします!


