むふ。まだいました。でも、もう旅立ちます。
昨日の結婚記念日は、久しぶりにワインを開けてお祝い。
お誕生日の麦には、好物のササミ&カツオブシディナー。
ここ数日、頭があっちにこっちにフル稼働していたからか、すぐにダウン。
ここでの暮らしも丸3年。周りの人にもよくしてもらって、幸せな毎日だと思う。感謝。
相方の妻になって丸2年。ツマらしいことは何一つできず、頼りっぱなしの毎日。よくぞ見捨てずにいてくれている。深謝。
いつものことながら、直前のパッキング。
でもその前に、立つ鳥後を濁さずだわ...と、日頃の散らかし放題の身の回りを片付け始めたら、ほぼそれで一日が終わってしまう。
余計なところまでひっかきはじめ、もう何年も前の、相方から貰った手紙の束に手が伸びる。
当時、しばらく離れて暮らしていた頃、日記がわりに毎日書く手紙が一週間ごとに届いた。
ふたりで暮らす資金を貯めるために、相当きつい仕事をしながらも、欠かさず書いてくれた手紙。読みながらぽろぽろ泣けてきた。(旅を前に、少しナーバスになっているから。)
明日からの旅の間。一緒に暮らし始めて、こんなに長く留守にするのは初めて。
寂しくなってきた。
でも、帰ってこられるから、旅も楽しめるのだ。
思いっきり楽しんで、ホームシックになって、帰って来よう。

旅の連れができた。
はじめての本格的な一眼レフ。といっても初心者向きだけれど、あんまり難しい機能もなくて、手に持った時の重さや収まりが、ちょうどよい。
そうか。今はフィルムをごそごそ持ち歩いたり、いざという時に切れて「ああぁっ」ということになったりする必要がないんだな。便利。

荷造りの行程を、かたっぱしから妨害していく、麦を激写。
(これは、すでに暴れまくってめちゃくちゃにして、疲れて呆然としているところ。)
旅の気配を察して、「どこいくつもりだ」と、非難の眼差しで見られている。
大丈夫。あなたの大好きな相方はお留守番だから。思う存分、独り占めできるよ。(もうひとりの主人のことも、忘れるなよ。)
夕方からは、春の雨。しゃらしゃらしゃらと、裸の森を濡らしていく。
帰ってくる頃には、少し芽吹きも始まっているかしら。
では、ちょっくらいってきます。。
(その前に、残りのパッキングが、まだ・・・)