アイルランド・イギリスの旅から、無事戻りました。
長いようで、終わってしまえばあっという間の、贅沢な12日間。
紺碧の最果ての海に、どこまでも続くのどかな田園に、都会の中の広大な緑のオアシス。
列車やバスに揺られたり、いつもならとても歩かない距離をてくてくと散歩しながら、春の始まりを告げる水仙やハリエニシダ、モクレンなどの花々と、のんびりと草をはむ羊たちの群れを、ぼんやりと眺める、ゆったりとした旅でした。
完全な個人旅行だったので、移動手段や食事もその都度迷ったり間違えたりの珍道中でしたが、そのかわり、その日の気分でコースを決めたり、ツアーでは行かないような小さな町にさまよいこんだりできたことも、よい経験となりました。
この旅の記録は、またぼちぼちと綴っていこうと思います。
春色カラーに慣れて帰ってきた北軽井沢の風景は、まだまだ冬のモノクロ色。
留守の間は、雪が降ったり嵐になったり、荒れ模様だったそうな。
これからは三寒四温で暖かくなっていくことでしょう。
今日はまだ時差ぼけもひどく、真っ昼間にコトンと突っ伏して眠ってしまったり、周囲の景色が歪むというか、うまく焦点が合っていないような妙な気分。
でも、そんなことも言っていられません!
2週間後に迫ったオープンに向けて、やることは目白押し。
わがまま言ってでかけた分、一気に気持ちを切り替えていかなくっちゃ。
P.S.
麦は、玄関を開けるなり、ニャウ〜ンと喜んで走り寄ってきて... なんていう甘い幻想はもちろん幻想でしかなく、ちらりと横目で眺められた後は、突然家に持ち運ばれた異国の匂いを、さも迷惑そうにフンフンと嗅ぎまくるばかり。。
...そうそう、こんなヤツでした。