一昨日、昨日の雨が去って、ようやく晴れ間が覗いた午前、開店後まもなく。
ぐらりと体が揺れて、平行感覚がおかしくなった。
揺れはしばらく続いて、庭の木もかしいでいた。
それでも、相方はすぐには気づかないくらいだったし、実際にも震度3程度。
ラジオで被災地を知る。
そこにはつい数日前に、ここで一緒に楽しい時間を過ごした知人がいる。
お客さんを迎えながらも、胸がざわざわして、裏の倉庫でずっとラジオを点けていた。
午後からはお店も少し忙しくなり、取材チームもやってきて、いつもと変わりない時間が流れる。
さっそく、新しい本を見て来てくれた方もいた。
元気な男の子はハンモックで歓声をあげたあと、スケッチブックにのびのびとした絵を描いた。
そんな光景を見ながら、ふと。
こんにちは!と挨拶をして、注文を訊いて、提供して、少しおしゃべりして、さようならと手を振って。
なにげないいつもの繰り返し。でもこれも、必ず当たり前に「再びある」ことではないのかもしれない、ということを思う。
といっても、できることは変わらないけれど。。
私たちもすっかり忘れてきている、3年前のショック。(こちらは目の前の山の噴火。)
最近、埃をかぶったままになっている避難バッグを点検し直さなくては。
知人が、ショックから解放され、また笑顔で「お茶でもしに行こうか」という気分になれる日を、祈るよりほかありません。