緑の森に女の子がでーんと座って本を読む。その背後、木立の影から、トナカイやウサギが覗いてる。キャッチコピーは「森の図書館」。
そんなとびきり可愛らしい表紙の、新しい『日和』が届きました。
(『
日和』は長野県発情報フリーペーパー。でも、いわゆるフリペのチープな印象を払拭した、かなりクオリティの高い誌面が素敵なのです(ずっと保存しておきたくなる感じ)。)
なんと今号の巻頭特集(というのかどうかわからないけど)は、「麦小舎に行ってきました。」
ありゃありゃ。こんな記事がトップになっちゃっていいんでしょうか?!
4ページにわたって、写真もたくさん、エディターTさんのちょっと乾いた抑え気味のトーンの文章(私はコレのファンなのです)で、麦小舎の今のありのまんまを書いてくれています。
実名バリバリで恥ずかしいなぁ。
麦さんもオモロい顔して写ってます(笑)。
編集部の方とはひょんなことから知己となり、特にTさんとは別の繋がりやら共通点やらが多く、初対面で意気投合(と私は思ってるんですが)。ちゃっかり取材にまで来てもらっちゃいました。(...でもこんなおっきめになっちゃうとは思わなかった。。)
当日も、いかにも取材って感じでなく、またーりしてくれたのも嬉しかった。
Tさん、ありがとうね。(カメラのTさんも、きれいに撮ってくれてありがとう。)
また遊びに来て。
という訳で、長野ローカルな情報ですが、『日和』、県内各地で手に入ります。(近所だったら、本の六四館でも。)
お手に取られたし。
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そんなこともあったりで、この場所を気持ちいいと思ってくれるひとが増えるにつれ、そこで肩に力入れてがんばっちゃうのは止めようと元々思っているのだけど、やっぱり最低限、思い出に残るくらいの美味しいメニューと、心地よさを妨げないタイミングでのサービスは出来るようになりたいものだな...とあらためて考えてみたりしつつ、今日は一日キッチンでよく働いた。
(相方の仕事量には及ばないまでも。)
スープを仕込んで、山盛りのじゃがいもと格闘し、ハンバーガーのソースを作って、(ここまでは相方の指示!)、ケーキを2種類焼いて、あ、その前に先日頂いたプラムでジャムとシロップを煮ました。
ここに今日の新しい発見が。
プラムって、普段なかなか自分では買わないし、あまり馴染みのないフルーツだったのですが、これが今が旬なのですね。
いただいた物は、ぷるぷる甘酸っぱくて、生の状態でもたくさん食べたけど、煮てみたらどうかしらと思ってクツクツすると、鍋の中がみるみるエグイくらいのルビー色に染まって、香りもどんどん濃厚な感じに化けていく。
そのシロップがあまりに魅惑的だったので、急遽、これをソーダで割ってドリンクメニューにしてみようと思い立ちました。
(こうしてクルクル思い立ったものをメニューにできちゃうコトが、ジブンでお店やってて良かったと思える醍醐味のひとつ。)
試作をつくったら、さっきまで魔女の秘薬みたいな妖しさだったのが、ソーダと合わさると一転キュートな茜色になりました。いいねぇ、いいねぇと、パチリ。

ジャムは、いつものチーズケーキに、ブルーベリーの代わりに加えてみました。
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お知らせが諸々続いていますが、そんな麦小舎さん、もひとつでっかいヤマを抱えちゃっているんです。
もうすぐ詳細が決まります。
ビックリしますよー。(一部では、すでに「詳細未定」のままバレ始めちゃってますが。。)
と、まずその前に、明日からも、あたりまえをきちんとやろう。
おやすみなさい。