ようやく晴れた。雨を気にせず過ごせたのは久しぶり。
明日からの連休はまずまず晴れるようで一安心。予報では、空気は冷たくなりそう。
軽井沢へと降りる国道を走っていると、紅葉のトップバッター、ウルシやメグスリノキなどがところどころ鮮やかになってきている。紅葉前線、到来です。
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NHKで、フランスの小さな町を紹介する番組をやっていた。
約10年前に近くを訪ねたところも出ていて懐かしく観る。
コメンテーターの田崎真也も言っていたけれど、フランスはやっぱり地方の町が素敵だなと思う。
いや、フランスに限らず日本だって...。
産業が衰えて寂しくなった町を、それまでも当たり前にあった栗の木ひとつに目を向けて、みるみる元気な町にしてしまった女性が紹介されていた。(マロンクリーム、美味しそうだった。。)
住んでいる人にとっては当たり前で価値がないようなものでも、よその人から見たら豊かで魅力的なものだったりする。
それに気づけた町はふたたび誇りと自信を取り戻して元気になる。そのことで新しいエネルギーを持った人も新たにやってきて、町はもっと活気づく。
今わたしが暮らす町の、(今は見えなくなっている)豊かなモノって、なんだろう。
いつもモヤモヤと気持ちの端にあって、友人ともよく話すけれど、突破口は掴めないまま。
町おこし、みたいに、構えてしまうからいけない。
答えはもっとシンプルなところ__たとえば「好き」という気持ちの延長とか、にあるのだ。
あの女性にとっての、1本の栗の木のように。
ミナサンハキタカルイザワノドコガスキデスカ?