今週に入ってからは、毎晩のように雪がちらつき、すっかり、めっきり、本当の冬っぽくなった。
朝晩の気温が氷点下になるのは当たり前。
風も強くて、少し外に出ただけで顔も手先もキンキンにかじかんでしまう。ニットの帽子に手袋は必須です。
昨夜はかなり激しく吹雪いていたのでどっさりいくかなと思ったら、深夜にはくっきりお月様がピカピカ。灯りを消したベッドの上が真っ青になるくらい、強い月の光。
お風呂場で、月見風呂といきますかーと窓を開けようとしたら、がちがちに凍って開けられなくなっていた。これから春まで、開かずの窓。。
朝は一面白かったけれど、まだまだ淡くて、昼前には消えてしまった。
こう寒くなってくると、頭も体も動きが鈍くなってくるのだけれど、そんなことも言ってられない。
明日からの3連休で、今年の営業もおしまい。
こんな気候で、訪ねてくれる方がいるのかわからないけれど、ちゃんとぴりっとお迎えしなくては。
最後だからといって特別なことは何もできないのですが、たんたんと、いつもどおりにやりたい。
デッキの席は厳しくなってきたので席数は限られますが、せめてストーブで暖めておきます。
ほんとうは、冬枯れの雑木林は、芽吹きの季節にも負けず劣らず美しくて、ぜひ見てほしいと思う。
まさに「凛とした」という形容詞がぴったりな風景。
寒さに縮こまってばかりいないで、私もこの景色をしっかり見届けておこう。
また巡ってくる新しい季節を心から喜べるように。