予告どおり「
めがね」を観ました。
休みの日の朝一番の上映。私たちの他にはもう一人だけ。ほぼ貸切状態。そのまま立ち上がって「メルシー体操」をしちゃっても全然OKなくらいだった。
こちらもしみじみと良い映画だった。登場人物がだれも自分探しとかしてないところとか。
サクラさんの「なにか欲しいものがあるのですか。」「肝心なのは焦らないことです。」という言葉が残る。
あの海辺のかき氷やさんは、すべてのお店の行き着くカタチのように思えた。
美味しい画像もりだくさんのあとは、廻るお寿司をたらふく食べて。
これでそろそろごほうびはおしまいにしないと、バチが当たるな。
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この日はもうひとつ、なかなか行けずじまいだったスゴい場所に行きました。
今年、軽井沢駅前から小諸に移転した「
古書りんどう文庫」。どんなところに移られたのか、訪ねてみると、それはそれは一人では足を踏み入れにくいシブい店がまえ(ゴメンナサイ)。
その日は相方もいたので勇気を出して潜入。1階にはあのお店ならではの貴重な古書がずらり。私たちの目指すコーナーは、どうやら2階にあるらしい。階段にも本が積まれ、行く手を阻まれつつも看破して登ってみて、たまげました。
見かけ以上に奥行きの広い体育館のようなスペースに一面の本。これらすべてが100円均一!
私たちは前のお店でもこの100均コーナーが大好きで、よく物色しに行ったので、以前の店からそのスペースがなくなった時はたいそうがっかりしました。が、ここにて再会。めまいがしそうになりながら、棚から棚へ、箱から箱へ。ジャンルごとに整理整頓なんて、とんでもない。ここでは直感と出会い力が勝負です。
私は向田邦子の対談集や森繁久彌の旅行記など、相方は鳥の図鑑に山の本に古い「暮らしの手帖」(特集は「カヌーを作ろう」!)、「麻雀競技全書」(学生時代から欲しかった本だったらしい!)などなど手にしたところで、キリがつかなくなりそうだったので退散。近いうちにまたリベンジしなくては。
いつも不機嫌そうな(これまた失礼!)店主Oさんもご健在でした。いやーすごかった。
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最近購入した新刊のお気に入りは、高山なおみさんの「
おかずとご飯の本」。
シンプルなタイトルとおり、高山さんらしいレシピがすっきりと次々並んでいて、実用にも、眺めるにも、楽しい1冊。
早速レシピの中から、鶏とかぶの煮物や、湯豆腐を作ってみる。
湯豆腐なんて、小さい頃はなにが美味しいんだかさっぱりわからなかったけれど、ちゃんとお酒とかつおぶしを加えた割り醤油を作って、最後に柚子をきゅっと絞ったお豆腐はじんわりと美味しくて、はれまぁという感じ。年をとったからでしょか。
高山さんの作る料理は、「かもめ食堂」や「めがね」に通じるものがあるなぁ。(高山さんご自身もこの映画を気にいっていたようだけど。)
普通で、当たり前が、いちばん美味しいということ。
一緒に買った「暮らしの手帖」最新号。だれでも始められる「ミシン入門」につられてしまったけれど、手順を見て、やっぱり無理かも...(泣)。するする進んでる絵がどうしたって浮かばない。母は洋裁が上手なのに、おかしいな。
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もうひとつ、雑誌のことを。
『自休自足』最新号が本日発売されています。
今号の特集は、旅の途中のカフェ。すてきなタイトル。
思えば、私たちのことを取り上げていただいたのが、ちょうど一年前のこの季節の号。
あのときは本当にびっくりして、そして嬉しかった。
あそこからいろんなことが広がっていった気がします。今でも心から感謝したいし、いつまでもあのときの「おお」という想いを忘れずにいたいと思う。
今回もまた素敵そうな田舎カフェが出ています。
少し前だったら、こうした記事を見ると勝手にいろいろ比較して、落ち込んだり焦ったりしたこともあった。
けれど今は、素直に「いいね、行ってみたいね」と話している。
それは、余裕、とかではなくて、みんなそれぞれでいいんだなぁと思えるようになれたから。
でも、そのそれぞれも、ありのまんまという訳でもなくて、少しずつ手を加えていかなくちゃいけないという焦りはほんのちょっとあるけれど。まぁそれもマイペースで。
今回は相方がまた少しばっかりデバっております。お恥ずかし。
それから、お友だちのSちゃんがモデルとして巻頭に登場してる!これにはビックリ。本づくりの本業だけでなくしっかりモデルもこなしちゃてるSちゃん、すごいぞ〜、可愛いです♪ 必見。