冬の嵐。
黒い森がごうごうと揺れている。
おもてで何かがバタンとひっくりかえったり、郵便受けの屋根がかたかた鳴ったり、家がキシキシきしんだり、ポルターガイストな夜。
うさぎ小屋のウナが不憫だけど、あの子は驚くほど強くて逞しい。
自分の毛をちょっとずつむしっては(それが十分可能なほどに着膨れている)藁に混ぜて、ふかふかの寝床を作ります。
明らかに私たちの住居より暖かそうな...。
ひとりぼっちで初めて迎える冬なのに。偉いもんです。
今年の冬は去年より絶対寒い。
その証拠に、去年(いやここ数年)悩まされなかったシモヤケが、今年は足の指にあらわれた。
いい年してシモヤケなんて。
最近めっきり聞かない単語だけど、この時代、もう子供でも出ないんだろうか。。
もともと末端の血の巡りがあまりよくないらしく、手足は冷え性。
小さい頃も必ずのように足にきて、親の教えでお風呂場でせっせと塩で揉んだり、熱湯と水に交互に浸けたり、をよくやった。
その後しばらく忘れていたけど、ここにきて再登場。
左足の人差し指が親指くらいの大きさに真っ赤になって、むずがゆい。
昔を思い出して、また熱湯&水作戦を実行。
お風呂上がりには冷えないように真っ先に靴下を。
心強い味方は、手芸職人の友人が編んでくれた毛糸の靴下。
たっぷりしててモコモコで、しっかり編んであるから毎日のように履いて洗ってもくたらない。
この冬、だいぶ重宝しています。あらためてMさん感謝!
ところで。足の指といえば、私には30年来解決できない謎がある。
それは、(うまく説明する自信がないのだけど、)"人差し指であるはずの指が人差し指ではなく中指のような気持ちがして、中指であるはずの指をどうしても薬指と思ってしまう”ことだ。
つまり、眼をつむって誰かに人差し指をつままれたら「あ、中指」と思うし、同じく中指をつままれたら「絶対、薬指」と脳が思ってしまう。
(じゃあ薬指は小指なのかと言われれば、薬指は薬指のままで、小指も間違えようがない。2番目と3番目がおかしいのだ。)
小さい頃からずーっとずーっと不思議で、とはいえ生活に支障はないし人に相談するまでもなかったのだが、大人になってもいまだに変わらない。
誰か、同じ症状の人はいないでしょうか。試しに眼をつむって中指をつまんでみてください。
(ちなみに相方には理解されませんでした。。)