ぽかぽか陽気が続いたと思えば、今日のような薄曇りの日は10℃あるかどうかといううら寒さ。
東京あたりまで辿りついた桜前線はまだひと月はこちらに届かないし、一進一退がちょっともどかしい今日この頃。
それでも暦は確実に「新学期」に近づきつつあって、身の回りでも異動やら転勤やらの話が聞こえてきて、なんとなくざわざわしている。(私たちに限っては縁のない話題なのですが。。)
こちらに移り住んで、最初の頃にできた友人の何人かも、軽井沢を離れてしまうと聞き、寂しくなった。
そんな友人の一人が、引越しにあたって整理したいから、、とぎゅうぎゅう詰めの段ボール箱をくれた。
箱の表には「宝箱(がらくた箱)」と張り紙が。
開けてみたら、正真正銘の宝箱! 私たちの好みを知り抜いた彼ならではのプレゼントがざくざくと。
なかにはホントに貴重な、まだまだ使えそうなものもたくさんあって、いいのかなーと恐縮してしまうけど、せっかくなので彼の好意をありがたく受け取らせてもらおう。
それぞれに毎日忙しく、最近は頻繁に会うこともなかったけれど、この場所で知り合うことができ、ご飯を食べながらくだらない話で一緒に盛り上がったり、私たちのやろうとしていることを励ましてくれたり、頼もしく温かい存在だった。
離れるといったってそんなに遠くにいってしまうわけでもないけれど、やっぱり距離ができてしまうことは寂しい。
だけど、それぞれの道。それぞれの人生。
これまでわけてもらったたくさんのエールを、そのまま彼のこれからに向けてお返ししたい。
がんばれー!がんばろー!
またいつでもふらりと遊びにきてね。
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お店の再開まで、あと1ヶ月。
それだけあれば十分じゃないか、と思う反面、これから先色々と予定も詰まっているため、あっという間に過ぎてしまいそうな危険な予感。。
並行して進めているプロジェクト(といつまでももったいぶるのも気色悪いので、ここで秘かに発表しましょう。5月の発行を目指して、麦小舎発のリトルプレスづくりを進めております。)も、そろそろ本腰いれてまとめていかなくちゃ間に合わない。
今日もこれから一件撮影に。
明日から来週にかけては、遠征も含めて取材ラッシュ!
こちらもたくさんの方にお世話になるため、いい加減なカタチにはしたくない。
自分の匙加減でどうとでもずらせてしまういわゆる「自主制作モノ」は、仕事として依頼を受けるものとは違うプレッシャーがあるし、自分に甘えない意志の強さが必要。
何を隠そう、「自分への甘さ」を、これまでウン十年おおっぴらに貫いてきた私にとっては、これはある意味よい試練なのかも。。
「有言実行」「オンナに二言はないっ!」と書かれたハチマキを額にきつく締めてる心持ちで、この先1ヶ月を踏ん張っていこうと思います。
暖かくなってきてから、麦の居場所の定番「トイレ見張り番」が復活。春の匂いを感じて、ウフーンと面白顔に。