私の母は、買い出しや大掃除の時など、やるべきことのリストを必ずメモにする癖がある。
中には「○○(私や家族の名前)に××と伝える」なんて、ほんとにささやかなものまで含まれていたりして横で笑っていたけれど、歳をとるにつれ自分も真似するようになってきた。(要するに物忘れが激しくなってきたということ。)
休みの日など「今日いちにちで片付けることリスト」を書いてから動き出すことが多いのだけれど、これが、ここ最近に至ってはもうメモすら追いつかない。
やるべきことを挙げていったら、それだけで半日終わってしまいそうな...。
お店のオープンまであと2週間。
この時期に慌てるのは毎年(といってもまだ3回目だけれど)のことで、もう書くのも嫌になっちゃうほどで、じゃあもう少し前から動けばよかったじゃないと自分に呟きつつも、結局来年もこうなっちゃうことをどこかで薄々気づいている。(こんな性分は、小学校時代の夏休みの宿題の片付け方でおおよそ未来の予測がつけられそうだ。)
これだけ準備が云々と書くと、さぞかし華やかなリニューアルが、、と思われそうだが、そんなことはなく。。(笑)
昨年までとほぼ何も変わらず、ひっそりとなにげないスタートを切るだけなのだけど、その「なにげなく」が鈍ったカラダには結構難しかったりする。
そんなとき、ちらほらと届く「もうすぐですね」「楽しみにしています」という言葉。
こんなスローでマイペースな場所に対して、そんなふうに思ってくれるのは、なんともありがたい。
また今の私たちでできる最大限のことをして、去年と同じようなゆるゆると心地よい時間が作れたら、それでいい。
出来ないことまで高望みせず。。
やっぱり今年も変わらず「スロー」で「マイ」な感じでいきそうです。。
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とは言いつつ、ちょっと「高望み」しちゃったことが、今の自分自身の混乱の原因...。
こちらの締切は、お店のオープンより少し前。
内心はどこかに穴でも掘って隠れてしまいたい気分(笑)。
それもこれも、誰に言われたのでもない、自分で望んだこと。
とにかくトンネルの先の豆粒のような光を頼りに進むのみ!
(このことに触れたら延々語ってしまいそうなので、また今度。。)
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北軽井沢や軽井沢周辺も、GWからの「再開」に備えて町の空気が少しずつざわついてきたみたい。
コブシも桜もまだまだで緑の葉っぱすら見えないもんだから、どうにも実感が湧かないのだけど、暦上は「新緑の行楽シーズン」がしっかりちゃっかり近づいている。
この場所にいると、お花見気分などの「助走」がないまま、いきなりドン!と号砲が鳴る。
そうか、だからいっつも慌ててしまうのか!
私たちがナマケモノだったからじゃなかった!
・・・と、まぁそういうことにして、(このあたりにどうも反省や教訓というものがない...)残りの期間、ウォームアップに励むとします。