今週は、まとまった雨と、夏のように眩しい日の繰り返し。
先週末から啼き出したカッコウに加えて、数日前にはハルゼミも合唱を始めた。
そして、私の大好きなこの花も、今、満開に。
コナシの白い花がそこここで溢れるように咲いて、ミツバチが勢いよく飛び始め、浅間の山の最後に一筋残った雪が姿を消す、北軽井沢の5月の終わり。
四季の美しさはそれぞれあっても、この時期の風景の美しさは格別。
でも、あまりにも眩しくて勢いがよくて怖いもの知らずで。
見ているこちらのほうがハラハラそわそわしてしまうのは、その輝きがいつまでも続かないものであることを知ってしまったからかしら。
当の自然はなにも考えず、毎年毎年無心に芽を出し花を咲かせているだけなのに、そこに色々なものを重ねようとしてしまう...。
人間たぁ厄介な生き物デス。
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マルシェの日、友人が差し入れてくれた一枚のCD。
あの日からこればかり聴いている。
羊毛とおはな。(というアーティスト名です。)
おはな、こと、千葉はなさんのボーカルが、5月の青空に溶ける、とける....。
マルシェのときの気持ち良い空気感と重なって、頭のなかでルルルララー。
1曲目「手のひら」は、朝起きた瞬間から聴いても心地よい。
ラストの「Rain」は、ちょうど、今晩みたいな雨の夜に。
久しぶりに胸おどる一枚。
絶妙なタイミングで差し入れてくれた友人に感謝。
お薦めですぞ。ライブいきたい。
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相方の不在に、お気に入りの腕枕の定位置もお預けで、不満げな麦。
たまにはオンナ同士水入らず...てのもいいでしょ?