夏至の週末が終わりました。
特別営業してみた金曜の夜。
明るいうちはお客さんもなく、「突然気まぐれで開いたってねぇ〜」と、早々と店主が「飲みモード」に入ってしまいそうに(笑)なった頃からポツポツと来店。
よい加減に陽が落ちて、キャンドルの灯りがゆらゆらし始めると、近所の方、またわざわざ近県からも、宵のひとときを過ごしにやってきてくれました。
仕込みに時間をかけた特別メニューも「美味しかった」と言ってもらえて、ほっ。
普段と違うメニューや、カクテルなどの準備に、相変わらずワタワタとしましたが、昼間とは違うしっとりした時間の流れ方が、私たちにも心地よく。
夜のオープンもいいもんだねぇ、冬にはおでん屋さんでもやっちゃうか、なんて話も飛び出したり。
絶望的だったお天気もじっと持ちこたえてくれて、最後のお客さんが帰る時を見計らうように降り始め...。
庭のキャンドルがひとつひとつ消えて、幻みたいな一夜が終わりました。
また来年、(もしくは秋か冬に...?)気まぐれな夜にお付合いください。
翌日、夏至当日。
お昼間の営業を終えてから、ごそごそと室内のテーブルをテラスに引っ張り出し、種類バラバラな椅子をランダムに並べて、急ごしらえのライブスペースに。
コラというアフリカンハープの演奏者であり、シンガーソングライターのHilo Kawagishiさんによるコンサートを行ないました。
(肝心のコラを撮り忘れてしまったのですが、大きなヒョウタンを使って作るという面白い形で、クラシックのハープとは似ても似つかない。細かい細工などが工芸品としても見事な楽器でした。)
こちらも遠くは葉山から、そこに「麦小舎」常連の方も参加して、生演奏に触れるひととき。
本格的な音楽の場に使っていただくのは初めてのことだったので、不安もあったのですが、やっぱり生の音は違います。
狭いスペースでしたが、逆にこじんまりとした雰囲気が親密感を高めて、自然に音と歌にみんなで魅き込まれていきました。
途中、ハワイアンに合わせてお客さんの中からフラダンサーが登場したり(!)、みんなで合唱をしたり。
この日も、ライブ中は嘘のように雨がやんで、表ではハルゼミが輪唱するなか、集まった方々と一緒に贅沢な時間を過ごせました。
Hiloさん、そして企画者のトモちゃん、ありがとうございました。(トモちゃんの歌声もとってもキレイだったよ。)
麦小舎では、秋にもライブの予定があります。
決まり次第お知らせしますので、楽しみにお待ちください。
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この2日間(+臨時休業の日曜日)は、イレギュラーな営業時間となり、知らずにご来店下さった方には大変申し訳ありませんでした。
今後はしばらく、通常どおり土日祝日のオープンとなります。
営業日は麦小舎HP内でご案内していますので、どうぞご覧ください。
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翌日の日曜日、相方待望のある場所へ出かけてきました。
そこは・・・・・
(つづく)