くるくるくると日々転がって、もう7月。
一年の折り返し、とか考えると怖くなっちゃいますので、そのへんは置いといて。
日記を書く時間が編み出せません。
ほかで「書く」作業があるときは、ままこうなります。
もともと頭の中を区切って2つ以上のことを同時に進めるのは不得手。
特に「書く」+「書く」はダメみたい。
今とりかかっている「書く」作業は、対象がとても好きな分野のことなので、少ない脳みそをじっとそちらに傾けて、奥の方からじわっと浮かんでくるおぼろげな輪郭を取り逃さないよう、おそるおそる過ごしているところ。
目の前に見えているものが飛び込んで来て、こんがらがってしまわないよう、わざと焦点をぼやかしながら。
(傍目には一種、ヘンな人です。)
このあと、何度かそんな「変人」周期が訪れそうですが、日常生活になるべく支障をきたさないようがんばりたいです。(同居人&同居猫、ご迷惑をおかけします。)
というわけで、さようなら。
というのもあまりにブッキラボウなので、最近のお気に入り本を1冊。
山と渓谷社から出ている「
山小屋ごはん」。
全国各地の山小屋(れっきとした登山客用の本格派から、ドライブがてら行けちゃう温泉宿まで含めて広義の意味の)の、名物メニュー、いろいろ。
下界ではなんでもなさそな献立も、標高ウン千Mの、とか書かれちゃうと、特別な感じがしてしまうのも不思議ですが。。
なんといっても写真がきれい。
カメラマンは、私たちもご縁のある寺澤太郎さんはじめ、斎藤圭吾さんほか豪華な顔ぶれ。
何度でも見返したくなるカットがたくさん。
なかでも、98歳のおじいちゃんの握るおむすび。写真を見ただけで、おじいちゃんの、しわしわの、ごつごつの、味のある手が浮かんでくる。
今までありそでなかった「山小屋」という切り口も、編集も、素敵。
ちょっとヤラレタ感もある、イイ本です。
うちのハンバーガーは、山小屋ごはん、とは....、言えないか。
年季が足りないな、まだまだ。
カフェで手に取ってご覧ください。