近ごろの身の回りの七不思議。
*今週の初め頃、ふと気づいたら勝手口のあたりに鉢植えがドンと置かれていた。
鉢植えといってもギフトっぽい感じではなく、よく商店街の道沿いやスーパーの駐車場に置かれているような、白いプラスチックの長方形のプランターに、マリーゴールドとサルビア。
サルビアにいたっては、プランターからもはみ出して、根っこもろともドン、と。
これはいったい誰からの贈り物?(嫌がらせ...ではないことを祈りたい。)
怒りませんので、名乗り出てください。
*どこからともなく「ニィ、ニィィ」という鳴き声がする。
よくよく耳を澄ませば、キッチンの奥にある小屋の2階部分、物置にしている小屋裏のあたりから。
正体の察しはすぐついた。
我が家のソトネコ、ぶち模様のサンボちゃん(♀)。しばらく重たそうなお腹を抱えていたのが、近ごろすっきりシャープに戻っている。
そうか、そうか、そこで産みましたか。育てますか。あらまぁ。
ハシゴを登ってそっと覗き見た相方によると、いずれ使おうとストックしていた建築用の断熱材を無断で拝借し、上手にふかふかの寝床(ベビーベッド)が作られており、暗くてはっきりは見えないけれど体長5センチほどのムクムクしたものが数匹確認できた。ここならたしかに外敵もやってこない。
そうかそうか、めでたいことよ。オチョコもおばあちゃんになったのか。
(しかし、我が家の猫エンゲル係数は上がるばかり。。昔話にあったように、いつか私たちが食うに困ったら、夜な夜な貢ぎ物を届けてくれたりってのは....ないものだろか、ねぇ皆さん。)
*たしか「7月の前半くらいから再開します」と掲示されていた「くりの木プラザ」。
結局、夏も再オープンは難しい様子。建物はがらんどうのまま。
夏休み、北軽井沢に滞在される方は、やはり道中で食材の調達をしてきて下さい。
国道沿いの目立つ場所にあって、目印にもさせてもらっていた場所が、このまま廃れていくのを見るのは寂しい。
色々事情はあるのだと思うけど、どうせ空っぽにしておくのなら、フリースペースとして使いたい人に開放してみたりするのは無理なのかしら。
建物が難しければ、駐車場で地元野菜の朝市をしてみるとか。
みんなで声をあげたら、何か変わるのだろうか。
*今日になって、フォレミの注文数がずずんと増えてる。
どうしてだろうと思っていたら、なんとこんなところ↓で紹介してもらっていた!
『Afternoon Tea / ARTIST ESSAY (山村光春さん)』
http://www.afternoon-tea.net/essay/yamamura/new/index.html
びびび、びっくりー。(以前に書いた
この日のことに繋がっています。)
それにしても、山村サンからのお褒めのコトバは、涙と一緒にヘンな汗が出てしまいそうに嬉しすぎるけれど、それに加えて、もうだいぶ昔のことをちゃんと憶えていてくれているのにも感激した。
当時、すでに売れっ子ライターさんとして多忙を極めていたにも関わらず、小さなリクエストにもイヤな顔ひとつせず親身になって応えてくれた。
そんな彼の人柄が、今の、まわりをワクワクさせ続ける魅力的な仕事の数々に、そのまま繋がっているのだと思う。(「褒め返し」しているつもりではないですが...。)
身の回りの、ささやかでも知っておけたら毎日がひとまわりくらいハッピーになることを書くことにおいて、私が誰よりも尊敬し、近づきたいと思っている人からのこの言葉。ずっと大事にして、ヨロヨロとくじけそうになった時の支えにさせてもらおう。
そうだ、山村サン、もうひとつ思い出しましたよ。
打ち合わせの時に私がいれたコーヒー(実は市販のカップに乗せてドリップするタイプのものだったのだけど)を、いやぁ、美味いなぁ、心がこもっているからですかねぇ、とあんまりにもおだてたものだから、私はそのままひょいひょいと木に登って、こんな山奥でカフェを始めてしまったのですよ。うふふ、責任重大ですね。
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七不思議と書きながら、七つでも、不思議でも、なんでもなくなってしまった。(最初の件はホントに不思議なのだけど。)
そうこうしながら、明日から巷は夏休み。予定ではめっきり忙しくなってくるはず。(どうやら梅雨もやっと明けてくれそうだし!)
なんとなく湿度にやられて冴えない毎日だったけど、ここいらでひとつ気合いを入れ直しますかっ。うしゃー。