キリッと澄んだ夜空にぽっかり浮かぶ半月。
帰り道の温度計は「9℃」。
めっきり涼しくなりました。
週末の意地悪な天気が嘘のようにからりとした好天が続いて、嬉しい反面、慌てて厚手の洋服をひっぱりだすのに忙しい。
すとん、と秋が降りてきました。
あの、大好きな森の甘い匂いが、そこらに漂い始めています。
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秋の到来にあわせて、またひとつ、年を重ねる。
誕生日を迎える心境には、2種類あって。
慌てず、騒がず、さぁーいよいよ楽しくなってきたじゃないのー、と鼻息荒くフンドシを締め直す気分のときと、カタチ上のものではあるけれど、事実として覆いかぶさってくる数字から逃げ出したくなるときと。(どちらも一晩寝ればどーということもなくなっているのだけど。)
今年はどちらかというと後者...。
うーん、やっぱりモロモロね、真剣に考えなきゃならんのじゃないか、モロモロをね、なんてオロオロしたり。
ま、鼻を膨らませようと、オロオロ逃げ回ろうと、ここに在るカラダはひとつ。
いくつになろうと、ジタバタはし続けるだろうけど、これまでも、これからも、このカラダと一緒にやっていくしかない。
気持ち的には後者でも、年を重ねることはやっぱり楽しい。
そう思えるって、幸せなことだと思います。。
相方がこの日のために用意してくれたのは、2本のオリーブの苗。
まだ背丈30cmほどのちいさな鉢植え。遠く、小豆島から運ばれてきました。
庭に、またはおうちの片隅に、オリーブの樹があったらいいなぁ... ずっと思ってきたので嬉しい♪
ただし、すでに大きくなってる鉢植えを買わずに、小さな苗から育てなさいというところが、ものぐさな私の性格を知っての相方ならではの選択...
ただでさえ寒冷地では難しいとされる樹を、無事に育てていけることができるかしら。。 ある意味、スリリングな毎日の始まりです。毎朝起きてはまず異変がないかチェック!
でもよくよく聞いたら、よく園芸屋さんで見かけるあのサイズになるまでには30年以上かかるそう! き、気の長い話だわ〜・・・(汗
ま、それくらい、のんびりじっくりやっていこうや、ってことかな。
もうひとつ、オリーブにはお客さんを呼ぶ力もあるのだそうな。
30年後、ほとんど変わらない姿であるこの店と、その庭の一画でフサフサと裏白の葉っぱを揺らすオリーブの樹...。そんな光景をぼんやり想像してみるひとときはなかなか悪くないもの。のんびり、じっくり、やっていきますか!
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