ぐっと冷え込んだり、ゆるりと戻ったり。
寒さは冬の入口で足踏みをしているよう。
それでも、帰り道の電光温度計が「5℃」と映っていたら、あぁ今日は暖かかったんだなーと思うくらい、氷点下の世界はすぐそこまで迫っています。
息を吸い込むと肺の奥までつーんと滲みるような、あの寒さ。
もしかしたら、今週半ばの寒気はその世界を連れてくるのかも。
心静かに冬の到来に備える....なんて暮らしをしてみたいものですが、実際は、晩秋のリス並みに、あくせくくるくる...な日々。
そんななか、先週末は北信、飯綱町へ出かけてきました。
緩やかな丘陵地帯一面のリンゴ畑。稲刈りを終えたばかりの田んぼ。民家の軒先にぶらさがった柿に大根。
この時期の信州の里山は、隅から隅までがきれいで清々しい。
収穫や発送に追われる忙しいリンゴ農家さんや、採れたてリンゴを使って手づくりのお菓子を作る地元のおばちゃんたちをつかまえて、お話を聞いたり、甘いリンゴをたらふくご馳走になりました。
それにしても、道端からひょいともぎとれる無防備なところに、真っ赤な実がたわわになっている光景は、関東平野生まれの私にはいまだに新鮮な眺め。これがミカンや梨や柿などだったら当たり前に感じるけれど。(信州生まれの友達は、ミカンが木になっているのに驚いたのだとか。生まれ育った環境って面白いなぁ。)
その飯綱町では今、「
りんごスウィーツフェア」を開催中(11月いっぱい)。リンゴの形の可愛いマップを手に入れて、甘酸っぱい特製スウィーツを制覇してみてください。お薦めです。
(この日の様子は追々とある誌面で掲載される予定です。)
長野方面へ行く時に使う、嬬恋〜鳥居峠〜菅平〜須坂〜長野の道も、カラマツの紅葉が真っ盛り。
この道、カモシカに遭遇する可能性がとっても高いので、勝手に「カモシカ街道」と名付けて、通るたびにわくわくキョロキョロしてしまう。
今回はあいにく出会えなかった。でもこの道をすいすい走れるのももう僅かな期間なんだな...(泣)
カレンダーは頭に入っているつもりでも、あらためて今週末でカフェ営業が終わることにハッとする。
毎年、最後はヨレヨレ転がり込むようにゴールしてしまって、とても有終の美とは言えない有り様。今年もそんな感じになってしまいそう。。
それでも、マスター(相方)は、最後の連休のためにちょっぴりスペシャルなメニューを検討中らしい。むむ、おぬし、やるな。
私は.....、えーん、どうしましょう〜・・・
週末前にはまたお知らせします。
そう、というわけで、今年も残すところ3連休の営業のみ。
最後くらい、いっちょ覗いてやるかなー、という方、お待ちしております!
(くれぐれも暖かい格好をお忘れなくー)
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その連休中、追分コロニーさんでは、今年最後のイベント(その名も「感謝祭」!)があります。
●その1:「岡崎さん古本トーク」 11/22(土)15:30〜
ゲストは昨年に続き、古本に関する著書多数の岡崎武志さん。その他、古本好きなら「うぉ!」と驚く飛び入りゲストもいらっしゃるとか。豪華ですよー(あぁ、覗きにいきたいなー)
●その2:「星座観察会」 11/22(土)19:30〜
追分にある「ベルデ軽井沢」でのガイドつきの観察会。この時期の星空、初めて見たらぶったまげますよー
詳しくは、
コロニーさんのサイトへどうぞ。
※追分コロニーさんにて、「フォレミ02」の販売が始まりました。あわせてどうぞ!