オシマイの日々。

静かだった昨日とはうってかわって、たくさんのお客様。
いつも決まって最後に顔を見せてくれる方。
ようやく機会が取れて...と初めていらしてくれた方。
お昼過ぎにはお食事メニューがすべて売り切れとなってしまい、
楽しみに来て下さった方には、申し訳ありませんでした。
狭い店内はすぐにいっぱいになってしまい、ご案内できなかった方も...。
3シーズン目も終わりとなっても、まだまだ完全とはいきません。。

いちばんの常連サンかもしれないHさんちのRくん。
今日はダブルバーガーを楽しみにハラペコでやってきてくれたのに、
ダブルはおろか、いつものハンバーガーさえ売り切れ。
しばらくは拗ねちゃって、口もきいてくれず、飲み物もいらない！と
突っぱねられてしまいました。
私たちとしても、いつも美味しそうにたいらげてくれるRくんに
食べてもらえなかったのはホントにツライ....
しばらくたってから、（オトナたちからの根気よいなぐさめもあったけれど）
意を決して、「ホットチョコレートくださいっ」と大きな声で
自分から注文してくれた。
嬉しかったです。
楽しみにしてきたものがオトナの事情で裏切られたときのショック。
一度すねてしまったら、意地もあってなかなか素直になれない気持ち。
自分にも思い当たりがある分、懐かしくて。可愛くて。
そろそろお年頃になってきちゃうけど、来年も、
またお父さんお母さんたちと一緒に来てくれるかな。
またスケッチブックに楽しい絵を残してね。

からっぽになったストックを仕込み直す最後の夜。

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昨日は、夜遅くに近くで大きな火事があった。
町の放送やサイレンが静かな夜に響いていた。
音につられて表に出ると、空には今年いちばんキレイな満天の星。

星がキレイだと思えること。
親しいひとと「また来年」と挨拶ができること。
大事なひとと、一日の終わりに「おやすみ」と言い合えること。
なにげないことに胸を突かれる。


オシマイの日々は、少々感傷的で困ります。