寒さのため、フリーズしてしまっていました。
パソコンではなくて、私が...(笑)。
12月という月は、日常の流れから「お店」に関わる時間が消えて、毎日の長さが妙に伸び縮みするような感覚にうまく慣れないまま、過ぎ去っていきました。
休眠と活動の切り替えの時期は、いつもこの「不思議の国のアリス」状態に陥ります。
昨夜、テレビを観ていた相方が「わ、明日が大晦日なの!?」と突然すっとんきょうな声を上げましたが(昼間そう言いながら年越しのためのささやかな買い出しに出かけたというのに...>_<)、まさに私も「え」という思いです。
そして、なんとなく慌てて神妙な心持ちになったりする。
今年は喪中なので年賀状もしめ飾りも初詣でもないし、相方は大晦日も元日もバイトに忙しいし、年が明けるという実感が薄いのですが。
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今年はどんな一年だったかな。
お店に関していえば、一年目は訳もわからず突っ走り、二年目ははしゃいでみたり凹んでみたり忙しく、三年目の今年は、、、やれたこととやれなかったことがちょうど半分こくらいの、どちらかといえば淡々とした一年でした。
(思い返せば今年の始めに引いたおみくじは「半吉」だった!当たってる、笑!)
だけどその淡々な日々のなかにも、嬉しい・悲しい・悔しい・楽しいはみちみちと散りばめられていて。
新しい出会いもあって、たくさんの人との交わりがありました。
その交わりの数も、ひとつひとつの密度や奥行きが、年々深くなっていることが、いちばん嬉しいこと。
普通に暮らしているだけでは(特にこんな山奥の静かな場所で)なかなか難しいような交流や繋がりが出来ることが、お店をしているからこそ味わえる幸せ。
人によっては、自分一人の世界にぐっと入り込んでそこから何かを生み出してこれる人もいるだろうけど、私たちの場合は、様々なまわりの人からパワーをもらったり、新しいことを教えてもらったりして、その中から少しずつ逆にお返しをしていけるようになることが目標でもあり願いでもあります。
その想いは、お店を始めたときも、今も、変わっていない。
そのことをもう一度静かに確かめてから、新しい年へ「よしっ」と踏み出していきたいと思います。
今年も一年、ありがとうございました。
明日から始まる一年が、皆さまにとっても、穏やかで充実した幸せな年になりますように。
よい年をお迎えください。