雪のあとは冷え込みが厳しくなって、氷の世界に突入しました。
毎朝晩の気温はマイナス15℃以下。
こうなってみてはじめて、これまでの寒さがまだまだ序の口であったことを実感。
ただいまの室温も4℃。
そんななか、缶ビール片手にパソコンに向かっている私は、だいぶツラの皮が厚くなったというか、カラダが寒冷地仕様になってきたものと思われます。。
(でも冬は寒いけれど乾燥もするので、喉が渇いてビールが美味しいのですよねぇ。)
なんて、フフンと調子に乗っていたら、昨日は朝早い雪の坂道でスッテンコロリン。
サクサクだった雪が凍ってアイス状になっていたところで、漫画のように派手に転けました。
一日たった今でも、(というか時間を追うごとに、)打ち付けた首の後ろや腕や脇腹がズキズキ...。
反射神経や運動能力はまだまだ寒冷地仕様ではなかったようで。
(でもあの路面状況では、たとえオリンピック選手でもツルンといったはず。)
数日前、コタツから這い出たばかりで寝ぼけていた麦が、階段のてっぺんで踏み外し、そのまま「蒲田行進曲」よろしく見事にそのままコロンコロンと下まで転がり落ちたのを見て、まったく猫にあるまじき...と笑い飛ばしていたバチが当たったのかもしれません。
いやはやこれでは、猫も人間も、春が来る頃には包帯まみれかも。。
なんとか五体満足に冬を越えられるよう、祈っていてくださいませ。
寒さは、カラダだけでなく、アタマのほうも鈍らせてしまいます。
春に向けて動きたいことは山ほどあるのに、手足に指令が行き届かず。
こんなときはジタバタしてもツルツル空回りしてしまうのが関の山。
今はおとなしく、活字や音楽から心の栄養を取り入れましょう。
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【近ごろの本】
年末年始にかけて読破した『竜馬が行く』の興奮からクールダウンさせるために、代る代る読んでいる文庫2冊。
堀井和子さんの『ヴァカンスのあとで』(幻冬舎文庫)と松浦弥太郎氏の『本業失格』(集英社文庫)。
自分の好きな物・コト・世界の指針がぶれない人の文章は、たとえそれがきれいにまとまったものではなくても、時々、心にひゅっと飛び込んでくる。
誰がなんと言おうと、オレ(私)はこれが好き。常に基準は自分自身。揺るがない。
近ごろ、特にそうした人に憧れる。