実際の日付は月をまたいだところですが、
3月最後の記録として書いています。
4月。新年度の始まり。
この4月を基準として新しい始まり!と考えるのは日本独特の考え方ですが、
一年をもう一度仕切り直せるという意味では、
私のように、ついずるずると毎日に流されて、でもその癖、
いよいよ、とか、さぁこれから!とか、
ちょくちょく"出直したがる"人間にとっては、ありがたい慣習です。
さぁ、いよいよ4月こそ、気合いを入れ直していかなくちゃ!(笑)
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少し日にちが過ぎてしまったのですが、
3月から、ある工務店さんの会社HPにて、コラム記事の連載を
書かせていただくことになりました。
その工務店さんとの出会いは、一年以上前に遡ります。
HPのリニューアルに伴い、会社紹介の文章や、
サイトのなかの記事的な部分のお手伝いをすることになり、幾度か打合せ。
担当は会社の若社長さんご自身で、お仕事も忙しいため
しばらくサイトリニューアルの話はお預けになったりもしたのですが、
昨秋からあらためて準備をスタート。
企画・作成をする広告会社の営業担当Iさんを中心に構成を考え、
掲載記事のインタビューのために社長さん自らも同行して
一緒に取材に赴いたり、もろもろの準備を重ねて、
先月、晴れて新しいサイトがオープンしました。
幾度かお会いするうちに、若社長Nさんともすっかり意気投合。
30代半ばにして先代から会社を引き継いだというNさんですが、
社長然とした偉そうな素振りはまったくなく、どちらかといえば
明るく豪快な頼れるアニキ、といった感じ。
いつも楽しいトークで現場を盛り上げてくれますが、
話題がこと家づくりの話となると、途端に表情はきりっと引き締まり
口調は俄然、熱を帯びてくる。
Nさんが作りたいのは、地元信州の木を使った気持ちのよい家。
地産地消とか、エコロジーとか、流行りの呪文のように唱えられる
コトバの裏にある本質を求めて、一所懸命勉強もされている。
実際に、Nさんの工務店が職人と一緒に建てた家を訪ねると、
文句なしに気持ちがいい。住んでいる人の顔もいい。
良いお仕事をされていて、羨ましいなと思います。
だから、HP作成のお手伝いということで関わらせてもらって
私にとっても嬉しいことでした。
そんなNさんから、HP上でコラムを連載しませんか、とお誘いを受けて
初めはビックリしてしまったのですが、
会社としての姿勢にも、Nさんの男気ぶりにも(Nさんには、
『オレは信州の木と心中するつもりでやってます!」という名言もアリ!)
ファンになっていたので、ありがたくお引き受けすることに。
とはいっても、ウェブ上の連載というのは初めての経験なので
正直おっかなびっくり、どうして行こうかしらと思っているところなのですが、
マイペースで、という言葉に甘えて、日々のつれづれを書き留めて
いこうと思います。
■株式会社ダイコク ウェブサイト:
http://www.dikok.jp/
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あわせて、「ダイコク文庫」というコンテンツの中では、
信州の木にまつわる仕事に携わる方々を訪ねた取材記事を掲載しています。
ここでも、アツい職人魂に触れることができました。
信州の木と山に関する問題や実情については、
個人的にこれからも追いかけてみたいテーマでもあります。