今朝、庭でこの春はじめてのウグイスが、
ホーホケキョと澄んだ声で鳴きました。
気づいたら、朝の気温もマイナスまでいきません。
ガチガチ歯が噛み合わないほどの寒さに震えて起きることも、
家のなかでマフラーをぐるぐる巻きにすることもなくなりました。
日中だったらストーブもいらないし、
「ちょっとそこまで」ならコートを羽織らずにも行けてしまう。
ここ数日、当たり前のように過ごしてしまったけれど、
これって、これって、なんてスバラシイことなんだーーっ!
長い長い冬というトンネルを、気づいたら抜け出ていたみたい。
冬の間、ずっとそのことだけを願って過ごしてくるはずなのに、
抜け出る瞬間はいつもぼんやりして「わーい」と万歳する機会を
逃してしまう。
「まだこれは騙されているのかも...」という疑心暗鬼からか、
バタバタ自分たちのことに追われているからか。。
あれ、今年はいつ抜け出ちゃったんだろう。
嬉しいことのはずなのに、野球でサヨナラホームランを見逃したような
ちぇっ、という気分。
だったら、今年は、今日ということにしよう。
ホーホケキョが聴こえた今日が、今年のトンネル開通?記念日。
おめでとう、皆さん、無事にくぐり抜けました!
あぁ、今年も長かったなー。
→写真は、今日の浅間山。抜けたといっても、まだまだ景色は「冬」色です。
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雪が融けたら、お仕事が待っている。
雑木林へ、小枝ひろい。
去年は、夏の間に薪の準備が追いつかなかったので、
冬場早々にストックが切れ、お風呂も小枝で沸かしたりして
大変でした。
空っぽになった小枝ストックを、今日は段ボール4つ分蓄えた。
シーズン中はあっという間に過ぎて、薪割りをする時間もない。
困ったな。。
あ!今年はこういうの、どうでしょう。
薪一束につき、珈琲一杯と交換、、てのは(笑)。
(珈琲一杯じゃ、安すぎるか。今は薪も買ったら高いので。)
去年の秋に、ダメもとでプランターに蒔いたチューリップの球根。
プランターごと土に埋めて、落ち葉をかぶせておいたら、ちゃんと芽が出てくれた!
雪のなかは暖かいというのはホントなんだなぁ。
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「フォレミ」次号に向けて、少しずつアウトプットの
作業も始まりました。
冬眠明けの寝ぼけた頭に一気に詰め込みすぎて、
飽和状態で何から手をつけていいやらポカンとしてしまって
いましたが、そっちもようやく突破口が見えてきた感じ。
それにしても、こんなに苦しいことを、なんでやりたく
なっちゃうのでしょう.....(苦笑)。
隣で、相方も、こちらは手と大工道具を使って、
ごそごそアウトプットを始めた様子。
うなり声(←私)と、ドリル音。
麦小舎に、奇怪な春がやってきました。