梅雨空のもと、高原の野菜たちはぐんぐん生長しています。
特に、農園のお手伝いに行くようになって驚いたのが、ブロッコリーの生長の早いこと早いこと!
昨日には手をグーにしたくらいの大きさだったのが、翌朝には赤ちゃんの顔くらいになっていて、毎日数百個単位で穫っても穫りきれない。みんなで悲鳴を上げながら袋詰めして出荷しています。

今も自宅の冷蔵庫や倉庫はお野菜が満載。
自家製畑からは、カブに水菜、小松菜、スナップエンドウ、ルッコラ。
お手伝い先のS農園からわけてもらうレタス類(玉レタス、サニー・フリル・ロメインなどの非結球のレタス__なかにはレッドリッチ、シルクなど珍しい種類も)、キャベツ、大根、ズッキーニ。
さらには農家さん同志の物物交換もあって、キノコ類やゴボウをお裾分けでもらったり。
先日の帰省の際に、お米と一緒にお土産にもらったおじいちゃんちのタマネギも、軒先に吊るしています。
ここからしばらく秋までは、スーパーの野菜コーナーはほぼ素通り。
どのお野菜も、誰が、どんなふうに作っているのか、知っている。そしてどれもが絶対的に美味い!(自家菜園では失敗しちゃうものもあるけれど。)
あらためて考えてみると、なんて贅沢なことだろうと思います。

お店で使用するのも、もちろんこれらの野菜たち。
定番メニューのハンバーガーも、この甘いみずみずしいレタスがあってこそ。
自慢の野菜たちをもっと味わってもらいたくて、夏の間、パンとセットのスープメニューは、ガルビュールから「夏野菜の具だくさんスープ」に変更します。食感の楽しい押し麦と一緒にどうぞ*
それにしても、野菜を育てるお仕事は、やってみて初めて知ることばかり。
大きく立派に育つまでにこんなにたくさんの手間暇がかかっているのかー、と、恥ずかしながらこの年になってようやく気づきました。
肉体的に大変なことも多いですが、それ以上に頭を使うことがすごく多くて。
マニュアルどおりにいかない自然が相手ですから、臨機応変な対応とか、ちょっとした変化に気づける注意力や繊細な気配りも大事。
ひたすら力仕事なイメージがあるけれど、実はものすごくデリケートな作業の連続。
普段、おおざっぱでガサツに過ごしている私には、反省点がいっぱい見つかって、とてもよい精神修行になってる気がします。
さてさて週末。一週あいてしまったので、ちょっぴり久しぶりのオープンです。
うまく収穫できれば、自家菜園のお野菜たちも少しだけ並べられればと思っています。
7月に入って、北軽井沢も少しずつ人や車が増え、ざわざわとし始めました。
そうそう、「くりの木プラザ」には、新しいスーパーなどが来週末には再々(?)オープンされるみたいです。(その割にはまだそれらしい雰囲気がないのですが。。)
再々登場のスーパーの名前は「サニープラザ」というらしいです。サニプラ、です。どこかで聞いたような音の響き(笑)。
では、明日からの2日間も、たくさんの方とお会いできますように。