お休みが2日あったら、一日は必ず引き蘢る。
午前中に簡単にお掃除を済ませ、相方に頼まれた所用のために郵便局と銀行へ。
自慢じゃないが、お金の管理はからきし苦手。(我が家の出納長は相方です。)
託された通帳と振込明細と目的ごとにあらかじめ仕分けてもらったお金の封筒を持っていくんだから、子供のお使いでもできそうなことだけれど、それでも窓口であたふたする。
3つ以上の振込先があろうものなら、もうパニック。
そんな具合だから、すべての任務を終えたあとは、その日いちにちの労力を使い果たしたくらいにグッタリ。
さあ、あとは引き蘢るのみ。一歩も出かけるものか。
少し前に買ったっきり、広げられずにいた本と雑誌。
『
メルボルン1』は、作家・長嶋有、柴崎友香、デザイナー・名久井直子などによる同人誌。
それぞれの作品に、ほしよりこの漫画や、歌人・穂村弘を呼んだ対談など。
装丁も、表紙は手押しスタンプ、途中のページがギザギザに切られていたり、凝っている。
「70年代」チームが寄ってたかって楽しんで作った感じ。同世代の匂いがぷんぷん。
穂村弘は、今年出会った(遅いですが)衝撃の人の五本の指に入るひとり。ここでもパワー炸裂。なんだろう、スゴい人だな。ネガティブな前向き、というか。短歌は苦手でも、エッセイとか読んでください、スゴいから。
それにしても、なんで「メルボルン」? 次号はまた別の都市名になるんだそう。自由ですね、有さん。やっぱカッコイイのでR。
いしいしんじ『
トリツカレ男』。
なんにでも取り憑かれちゃう男ジュゼッペと、異国からきた女の子ペチカの、恋のおとぎばなし。
いしいしんじのお話は、するするすとんと読めるときと、なかなか読みにくくて進まないときとがある。
なんでかなと思っていたら、読みにくいときは、自分の心が疲れてささくれている時だと気づいた。
(よく「疲れたときに読んでみよう」とか言うけれど、ホントに疲れているときは受け付けないと思う。)
今回はするする入った。じんとした。よし、心、疲れてない。
冬の寒い日に読むのがおすすめ。
『BRUTUS』沖縄特集。特別付録、スペシャルCD付き(まだ聴いてない。)
蒼井優ちゃんは可愛いですねぇ。あ、竹富島が舞台の『ニライカナイからの手紙』、まだ観れてない。観たいな。
年末ジャンボがあたったら、真っ先に沖縄だな。窯を巡りたい。
妄想のひととき。
+ + + + +
今日はもうひとつ大仕事。
クリスマスと年賀状を兼ねた、横着グリーティングカード。いい加減にしあげなくっちゃ、クリスマスに間に合わないっ。
住所録入力すら追いついておらず、いつものごとく、直前に焦る。
相方作の消しゴムはんこに、ちょこっと手を加え、市販のプリント用紙に自家印刷の、手作り丸出し。
お店のノートに記入いただいた方には、お届けできる予定。
クリスマス当日に届いても(もしくは過ぎちゃったり...)、許してください。
今年もあと10日かー。うひょー、ですなぁ。